【05//2012】
夏に登って真っ白な眺望となった磐梯山。
本日リベンジと舐めに再登山してきました。
100名山登頂を目指している都合上、そう簡単に同じ山を登る余裕はないのですが、
今回は別の理由が重なり挑むこととなりました。
職場の同僚を連れて、前回と同じルートを一路山頂へ向かいました。
ただ、異なったのは行程にある障害。
先日報道された初冠雪。まさかガチガチに凍結しているとは思わなかったです。
そう言うときに限ってアイゼンを忘れるという不始末。
それでも快晴と前回の利尻の経験から強行しました。
前回より大幅に遅れながらもどうにか登頂。
・・・・これが見たかった。
美しい。実に美しい。
次の目標値が白く包まれる中、穏やかな山頂からの風景を堪能しました。
そして、利尻同様奇妙な出会いもありました。
この遠く福島の山頂で地元静岡の方に出会うという不思議な縁を体験しました。
下山した後も一勝負あったのですが、まぁいつもの悪ノリです。
比較する物がipadと携帯だけでしたが、アメリカンサイズのハンバーガー×3です。
美味しかった。今年分は食べたかな。
さて、福島の百名山も残すは2つ、積雪との勝負となりそうです。
その前に原稿完成させないと・・・・
Category: 登山
【28//2012】
無事に時間内に下山し、ペンションに戻り食事の準備の間
ゆっくり風呂に入ろうかなと浴場へ向かうと先客がおり、その方と意気投合したことで
翌日の行程が大きく変わりました。
元々次の日は島でゆっくりしてからフェリーに乗って、夕方の列車で札幌に
向かう予定でしたが、仕事できていたその方が、翌日車で案内してくださることになり
帰りも始発のフェリーで島を後にしました。
・・・・どうして下から見るときは絶景なんだろうw
そうそう、目的だった百名山暖簾(買う山によって一番上に描かれている名前が異なるというプチ差が
目印の登山者愛好の一品)は利尻Verは無い模様。泣く泣くピンバッジのみで我慢しました。
稚内に戻ると、その方が徒歩では行けない場所に案内してくださり、まさかの最北の岬を観光する
ことができました。
雄大な景色を車で堪能しつつ、食事までご馳走になった上、ホームまで見送って頂いたところで
別れました。
まさかこのような出会いがあるとは思っていなかったので非常に素晴しい体験でした。
札幌に着いたのが19時。帰りの列車の発が22時。時間が半端に余りました。
全開仕事で札幌市街地はぶらぶらしたので駅直近のラーメン街へ向かおうとしたのですが、
折角時間があったのでちょっと離れたお店に入りました。
それでも時間が余ったのでビックカメラをぶらぶらしてホームで時間を潰して列車に乗りました。
帰りは行きと異なりぎっちりだったので眠りにくかったですが、これも旅行の醍醐味と言うことで
楽しみました。
行きも帰りもややダイアに乱れはありましたが、計画通り戻ってこれて一安心です。
さて、幸先よく歳を重ねられてところで年末に向けて頑張りますかな。
Category: 登山
【27//2012】
遂に天候が崩れ始め、雪が舞い始めました。
登山道も実を過かめるほどしか残されて折らず、レインウェアとグローブを装着。
カメラもしまい、直登スタイルで登り始めました。
高度を上げるほどに降雪量が増していき、風も出始め山頂は見えなくなっていきました。
避難小屋を過ぎると開けたところでは吹雪、それ以外は匍匐前進とこれまでにないコンディションで
登ることになり、かなり体力を消耗しました。
標識が氷で覆われ、分岐などから現在値を割り出し、ようやく最後の一登りと言うところで
最後の最後でまたもや問題が発生。
踏み出す足が膝まで埋まる。新雪の道が広がっていました。
まさかここまで積もっているとは思っていなかったので、アイゼンはあれどスノーシューは
持ってきていなかったので、更に一歩一歩が遅くなりました。
付近が白一色となり、どこが山頂変わらないままただただ登り続け、やがて視界の先に
社が見えてきました。
そこで風を凌ぎながら地図を広げると、山頂であることが分かり、14時30分頭頂となりました。
視界不良で達成感は眼前のお社様のみが満たしてくれましたが、ゆっくりもしていられません。
早々に写真を撮り、下山開始。
ここからは嬉しい誤算がありました。
登る苦労は下りの癒しとなって超スピードで降りることが出来ました。
柔らかい雪がクッションとなり、見る間に高度を落とすことが出来ました。
師匠から聞いていた尻滑走も初体験出来ました。
高度を落とすと雪が雨に変わり、日没を迎えると、しんしんと降る雨の中一人慎重に
下山しました。
よくよく考えたら道中も足跡が一切無く、久しぶりの山独り占めが出来たんだなぁとホッとしたら
頭に浮かんできました。
晴れ→曇り→雪→吹雪→雨→夜道という一日で概ねの天候状況を経験するという
またとない機会に恵まれたと言うことでよしとして登山口に到着。
暖かい食事とお風呂へ向かいました。
Category: 登山
【26//2012】
近付く山を前にテンションが上がっていく中一抹の不安もありました。
それは、登山行程の変更について。
始発のフェリーの島到着は8時40分。そこからどう頑張っても日没までには下山することは
難しいと言うことです。
縦走は既に不可能なのでピストン登山になるのですが、一度も登ったことのない山でしかも
積雪があるとなるとコースも定かでないので更に時間がかかるのは間違いありません。
ペンションの夕食を注文してある以上、ゆっくりと登れる登山には出来ないと結論づけ
島へ到着しました。
ペンションで不要な物(山頂での自炊は諦めました)をデポして借りた車で即登山口へ
準備運動もそこそこに登山開始。
離島とはいえ流石百名山。道中の整備は完璧で第一見晴台まではすぐに到達できました。
そこからの眺めは素晴しく、見上げる山頂は雪に覆われていました。
向こうに見えるのは礼文島(レイヴン島)いい名前だw
少し登ったら遂に積雪が道を覆い始め、脇から伸びる木々は氷を纏い
重く頭を垂れて行く手を遮り始めました。
他に脇道はなく、腰程まで垂れ下がった木々を避けるには、匍匐前進しかありませんでした。
しかも道は雪で覆われており、10月の気温がなければかなり厳しい行程でした。
そこから先は天候も崩れ、更なる生涯が立ち塞がりました。
Category: 登山
Author:Phyrexia(ファイレクシア)
インドアとアウトドア両極端な趣味を持った、古参のレイヴンです。
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