【30//2011】
周りの風景とは想像も付かないほど暖かい環境で床についたら
稼働時間が36時間超えていたなぁと思う間もなく夢の中へ。
夜が明けると赤岳鉱泉特有のアイスクライミングの設備が明らかになり、撮影をしようと
カメラを持って小屋を下ったときに、手痛い洗礼を受けました。
アイスバーンを甘く見ていたためここまでアイゼンを履かずに行動していたので、思いっきり転びました。
尻を強打しながらもカメラを死守し、壁面を撮りました。
食後直ちにアイゼンを装着し、中継地点となる行者小屋へ向かいました。
道中アイゼンワークに苦労しながらどうにか到着。
たびたび外れそうになったため、調整するためにグローブを外すと稼働出来たのは
数分でした。
行動をやめるととたんに襲う冷気。何をするにも計画的にしないと行けないなぁと痛感。
行軍に備え目的地を見上げると雲に覆われて見えません。
ただ移動する雲の速度を観るとかなりの風が予想されます。
不安が襲う中撤退か決行かを決断しました。
結果として、行けるとこまで行ってみようとしました。
そして、余計な物は全て置いていくというデポをやってみました。
基本単独登山なので全て自身で対応できるように装備を持って行動するのが
常なのですが、予想以上に足への負担が大きかったのと、突風対策として
ザックごと置いて行くことにしました。
ここからの装備品は、師匠から頂いたピッケルとザイル、チョコレート1枚とスニッカーズのみ。
突風対策にゴーグルを装備して移行としたら、呼気で曇り即座に凍結。
結局目を保護する物はない状態で向かいました。
ここからは本当に勉強になりました。
Category: 登山
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Author:Phyrexia(ファイレクシア)
インドアとアウトドア両極端な趣味を持った、古参のレイヴンです。
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